YouTube X Instagram

「白米は汚したくない」給食大好きな10歳の小4力士 相撲クラブ入り半年で北信越王者に 「稽古は痛い、嫌い」それでも涙を流し土俵へ「勝つと気持ちいい」 目標は全国大会ベスト8

小学4年生以下の部の北信越チャンピオン・高木大雅さん

注目の小学生力士です。長野県岡谷市の小学4年生・高木大雅さんは今年、北信越大会で優勝。11月末の全国大会でも上位を目指します。相撲クラブに入ってまだ半年。稽古がつらくて涙する時もありますが、勝つ喜びを味わうため日々稽古に励んでいます。

信州塩尻相撲クラブの稽古

稽古に励む子ども力士たち。塩尻市の相撲クラブです。中学生までの20人が所属しています。

注目の力士がいます。岡谷市の小学4年生・高木大雅さん(10)。大きな体を生かした豪快な相撲が持ち味です。

まだ、本格的に相撲を始めて半年。稽古がつらくて涙するときもありますが日々、力をつけていて10月、小学4年生以下の部の北信越チャンピオンに輝きました。

北信越チャンピオン・高木大雅さん:
「優勝できてうれしかった。自分の勝ちが決まった瞬間、『ッシャア!』ってなる」

クラブの仲間は―。

クラブの仲間:
「突き放したりが強い」
「投げの力があって押す力もあるというのが強みだと思う」


高木大雅さん

大雅さんが相撲に興味を持ったのは2歳のころ。相撲好きの祖父や両親の影響です。小学生になると「わんぱく相撲」で何度も優勝してきました。

相撲の楽しさにのめり込んでいった大雅さん。本格的に取り組みたいと今年4月、相撲クラブに入りました。

高木大雅さん:
「勝ち負けはあるけど結末はどうなるかわからなくて、やってみたいと思った」

信州塩尻相撲クラブ・小林雄矢監督:
「体がまずしっかりとあるので、どっしりとした大きい相撲を取ってくれる。土俵に上がると一気に表情が変わる」



優勝した大雅さんと準優勝の山岸龍生さん(提供:高木さん)

クラブに入って半年、10月、石川県で開かれた北信越大会に県代表として参加しました。

各県の代表20人が集まる中、得意の上手投げで勝ち進み決勝戦へ。相手は同じクラブのライバル・山岸龍生さんでした。

上手投げで勝利!

高木大雅さん:
「いつも勝てない相手に勝てて、決勝行く前もみんな強くて、自分の相撲を意識して取り組むことができてよかった」

優勝した大雅さんと準優勝の山岸龍生さんの2人は全国大会へ出場します。

山岸龍生さん:
「負けて悔しかった。全国大会はベスト8に入って、その中で勝てたら3位以上になりたい」



  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース