
冠雪の中央アルプスと紅葉(11月4日)
長野県駒ヶ根市は2025年、旅行アプリの調査で「紅葉穴場スポットランキング」の全国2位に選ばれました。地元の観光関係者も誘客に力を入れています。
真っ青な空に、白い雪をたたえた中央アルプス。秋色に輝く木々。
11月4日朝の駒ヶ根高原の駒ヶ池です。静かな池に、その絶景が鏡映しになっていました。
神奈川から:
「この時期に3年連続で来ています。この景色を見たいがために来ているようなもの。とてもきれい」
「湖面に映るところがいいですよね」
近くの太田切川の川沿いには、真っ赤なもみじが。木々のグラデーションも楽しめました。
中川村から:
「赤と黄色とグリーンのグラデーションがすごくきれい」
駒ヶ根市内から:
「つり橋から山と紅葉を見て、いい地元だなと。地元の人だけじゃなく、大勢の人に知っていただきたい」」
駒ヶ根市は2025年、旅行予約アプリ「NEWT」が行った紅葉の美しさや混雑状況などで比較する「穴場紅葉スポットランキング」で、全国1741の自治体の中から2位に選ばれました。
駒ヶ根リゾートマネジメント・平沢浩二郎 営業部長:
「びっくりしております、正直。駒ヶ根インターから近くてあまり混まなくて、なおかつきれいということで期待している」

駒ヶ池(11月4日)
駒ヶ根の紅葉で、最初に始まるのが中央アルプス・千畳敷カール。標高2600メートルでは、一足早くダケカンバやナナカマドが鮮やかに色づきます。
11月4日現在は、標高850mの駒ヶ根高原で見頃を迎えています。
奈良から:
「雪景色と紅葉が見られてよかった」
「奈良にはない山の高さとか川の広さとか、すごくきれいでした」
駒ヶ根市内から:
「山と紅葉のバランスがすごくよくて、楽しみに来ました」
「地元にいながら知りませんでした。まさに穴場ですね」
地元でも、2025年から「もみじの名所」として売り込もうと準備を進めていたということです。川沿いに1000本以上のもみじがあることから、「千本もみじ物語」と銘打ってPRしています。
千畳敷カールから2カ月半に渡って楽しめる紅葉物語は、この駒ヶ根高原が最終章で11月下旬までが見頃です。
11月23日まではライトアップも行っていて、また違う姿を楽しむことができます。
駒ヶ根リゾートマネジメント・平沢浩二郎 営業部長:
「秋のシーズンいつ来ても駒ヶ根は紅葉が見られる、長く楽しめると。来週、再来週が一番きれい。ぜひ来ていただきたい」

