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「激辛」好きが高じてイギリス出身の男性が「トウガラシ農園」オープン ピクルスなど加工品も販売 移住先の長野・小布施町で妻と一緒に奮闘「町の新たな名物にしたい」

チャーチ・ポールさんが栽培するトウガラシ

この他にも、過去「世界一辛い」としてギネス記録になった「ブート・ジョロキア」や「トリニダード・モルガ・スコーピオン」も栽培。(※現在はギネス記録ではありません)

町内に2つの畑を借り、中辛から激辛まで15種類400株を育てています。

「レモンドロップ」を試食

「辛さはそれほどでもない」という「レモンドロップ」という品種を記者が試食するとー

(記者リポート)
「シャキシャキ。あ、辛い。辛いんですけど、みずみずしくてフルーティーさもあって」

小布施とうがらし園 チャーチ・ポールさん:
「(見た目が)デコボコのトウガラシは激辛、これはスベスベだから中辛です」

「キャロライナ・リーパー」を試食

続いて、「世界で2番目の辛さ」「キャロライナ・リーパー」も試食。食べ過ぎは「危険」なため小さくカットして食べてみると―。

(記者リポート)
「うん、まだ来ないですね」

小布施とうがらし園 チャーチ・ポールさん:
「(辛さは)後から来る」

(記者リポート)
「あー、辛いですね。あー辛い。刺すような痛み、辛さと共に、燃えるように熱いですね、口の中が」

記者:
「生で食べることありますか?」

チャーチ・ポールさん:
「生で食べたことありますよ。おいしいと思います、私は辛いもの大好きだから」

畑で作業するポールさん

これまで農業の経験はなかったというポールさん。なぜ、小布施町で激辛トウガラシを育てるようになったのでしょうか。

チャーチ・ポールさん:
「イギリスでは激辛インドカレーは有名なもの、イギリス人は辛いもの大好き。でも日本に来て辛いものはあまりないから、自分で作ろうと思った」

ポールさんはイギリスで合気道を習っていたことが縁で20年ほど前に来日。日本の環境が気に入り、そのまま移住しました。

その後、東京の英語学校で講師をしていたときにスタッフだった敦子さんと知り合い、2012年に結婚。子どもが生まれ子育てしやすい環境を求めて2017年に敦子さんの実家がある小布施町に移住しました。

チャーチ・ポールさん:
「新しいことを勉強したい。小布施に引っ越して、農業も面白いと思ったからトウガラシをやってみようと思った」

妻・敦子さん:
「おかしなこと始めたな、とは思っていました。趣味が多くいろんなことやっているので、そのうちの一つなのかなと見守っていたが、こんなに大きくなるとは思っていませんでした」

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長野放送ニュース