
クルミの収穫体験(10月6日、東御市)
収穫の最盛期を迎えているクルミ。国内有数の産地・東御市(長野県)で岸本気象予報士が「収穫体験会」に参加しました。今年は「大豊作」だということで、たくさん収穫できました。また、この時期しか食べられない「生」のクルミや、道の駅で提供しているグルメも味わってきました。

岸本気象予報士(左)と日本くるみ会議・舩田寿夫会長
岸本慎太郎気象予報士:
「東御市にやってきました。きょうは名産のクルミの収穫体験が行われるということで、私も参加したいと思います」
東御市の道の駅「雷電くるみの里」から車で10分。到着したのは、市が管理する農園、「サンファームとうみ」です。旬を迎えたクルミ。毎年、この時期に収穫体験会が開かれています。
岸本気象予報士:
「本日、収穫を教えていただく舩田さんです。よろしくお願いします」
教えてくれるのはクルミの生産者らでつくる、「日本くるみ会議」の舩田寿夫会長(68)です。
岸本気象予報士:
「どうやって収穫したらいいんでしょうか?」
日本くるみ会議・舩田寿夫会長:
「竹竿で落とすという昔からの原始的な方法」
岸本気象予報士:
「お手本を見せてもらってもよろしいでしょうか」
舩田さん:
「実をはたいてもいいんですけど、こういった横にある枝のところを、こう」
岸本気象予報士:
「ぼろぼろ落ちてきますね!大量だ!」

岸本気象予報士も挑戦
早速、岸本気象予報士も挑戦。
岸本気象予報士:
「おーすごい。どんどんクルミが降ってきますよ。楽しいですね、これね」
高いところでは5メートルほどの場所にも実をつける「クルミ」。長い竹竿を使う収穫は「重労働」です。
岸本気象予報士:
「実がぽろぽろ落ちる感覚がすごく楽しいんですけど、ずっとやってるとけっこう大変ですね」

クルミ
長野県のクルミの収穫量は全国1位、国内の約54%を占めています。中でも東御市は有数の産地として知られています。雨が少なく、日照時間が長いことが栽培に適していて、市全体で8000本ほどの木があるということです。
今年の出来は?
岸本気象予報士:
「今年かなり夏が暑くて、雨が少なかったんですけど、そういう影響は出ているんですか?」
舩田さん:
「出るんじゃないかと心配はしていたんですが、結果的にはその影響もほとんどないのではないか。(春先の)凍霜害の影響もなかったということで、『大豊作』です」