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夫婦で営むちょっと珍しい店「パン」と「本」を販売 夫が焼いたパン、妻が厳選した本「町の日常に溶け込むような店にしたい」

定番からその日の「きまぐれメニュー」まで約10種類を販売

オープンから約2カ月。早くも地元住民などから評判となっています。

客:
「彼をオープン前から知っているもんで、開いたっていう話になって」
「うちは娘夫婦がドイツなので、ちょうど似ているんです。黒パンみたいなのが」

客:
「子どもが大好きです。ただの菓子をあげるよりは、こういうものの方がおやつとしてはいいのかな」

書店コーナー

さて、書店のコーナーには、梓さんが厳選した絵本や、言葉、アートなどさまざまなジャンルの約200冊を並べています。

入口梓さん:
「紙で触って楽しめるというのも結構、意識している。一生売れ残っても悔いはないというか、老後には自分が読みます、という本を選んでいる」

飯綱町にも書店がなかったため、住民から重宝されているということです。

 「朝と夕」

少し変わった店の名前「朝と夕」は、茨木のり子さんの詩「小さな渦巻」から取りました。真摯な仕事は思いがけないところで「小さな渦巻」となって誰かに影響するという内容です。

入口梓さん:
「このお店も、日常に溶け込むようなお店になればいいなと思って、『朝と夕』という言葉をつけた。お店を始めてからすごくたくさんの人に助けていただいて、この詩の書いてあることを実感している日々です」

「朝と夕」

移住してきた夫婦が飯綱町に開いたパンと本を販売する店。地元に溶け込み「小さな渦巻」が起こる店を目指します。

入口梓さん:
「棚を見て、世界が広がるというか、いい時間を過ごしてもらえたら」

入口慎平さん:
「日常に食べていただける食事パンというのを中心に作っていきたい」

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長野放送ニュース

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