YouTube X Instagram

「悲嘆に暮れた時期も」すい臓がん判明…“看取り”支える医師(64)にリンパ節への転移と再発の可能性 自身や患者の「命」と向き合い診療続ける日々「自分の想いを最期まで生ききる」

■「自分の想いを最期までやりきる」

訪問診療クリニック樹・瀬角英樹医師

「最期まで自分らしく生きる」。そんな患者と家族を支えたいと、訪問診療を始めた瀬角医師。今、この言葉を自分自身に言い聞かせながら、一日一日、「命」と向き合っています。

訪問診療クリニック樹・瀬角英樹医師:
「本当にショックもあったし、悲嘆に暮れた時期もあったし、でも一喜一憂しないで、どこにがんが潜んでいたって、おれは生きてるぜって。自分の想いを最期の最期までやりきる。生ききる、ってことを大切にしたい」

最期までやりきるという瀬角医師、一時休止していた新規患者の受付も今は再開し、診療を続けています。

また、これまでに築いた地域の在宅医療の力を将来につなげたいとクリニックの事業継承にも取り組んでいるということです。

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース