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「奇跡のぶなしめじ」大阪・関西万博に出展 能登半島地震で工場が被災…生き残った「菌糸」で培養 復興の歩み紹介

スタッフ:
「奇跡のぶなしめじ、本日限りの販売です」

「奇跡のぶなしめじ」は2024年8月から2カ月間、全国のスーパーなどで販売。さらに、県庁の食堂で特別メニューも提供しました。

売り上げの一部は義援金に―。

特別メニューを食べた人:
「大きな地震があって被災された方もいらっしゃるので、直接支援できないがこういった形で支援できればと思って」

2024年10月には石川・穴水町の能登工場も復旧。地元住民を対象に「奇跡のぶなしめじ」入り焼きそばの振る舞いや詰め放題イベントも開催しました。

ミスズライフ・平松さん:
「皆さんの協力があってこのようにぶなしめじを提供できて皆さんの笑顔を見られるのは奇跡だと思うので(商品の)名前通りだなと思います」

こうした復興への歩みが主催者の目に留まり、万博の「復興応援イベント」への出展が決まったのです。

ミスズライフ・木内達也取締役:
「われわれの被災して復興したという話も伝えしたかったというのもあるし、万博というステージでキノコの良さを伝えるということをやりたかった」

来場者に通常のぶなしめじのオイスターソース炒めをふるまった他、奇跡のぶなしめじや復興への歩みなども紹介。また、キノコに関するクイズなども用意しPRしました。

7日間で3000人が訪れたということです。

ミスズライフ・木内達也取締役:
「本当に大丈夫なんだろうかと心配しながらやったんですけど、実際来られた人はノリノリで、『楽しかった』とか『おいしかった』とか(世界で)キノコブームみたいなのが起きてほしいなって」

世界に会社や日本のキノコをPRする機会を得た「ミスズライフ」。そのきっかけは「奇跡のぶなしめじ」です。名前通り「奇跡」を運んできました。

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