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住宅街に3000匹のカブトムシ・クワガタなど飼育する倉庫 「ヘラクレスオオカブト」「オオクワガタ」など全国各地、世界各国から集めた約100種類「虫を大切にする人が喜びに来てくれれば」

クワガタワールド・北沢雄介さん

店主は建築士の北沢雄介さん(65)です。子どものころから昆虫が好きだった北沢さん、「いつかは昆虫関係の仕事がしたい」と本業のかたわら、事務所の一角を改築して2000年に販売店を開きました。

海外から輸入もしていますが、オオクワガタなどは仲間と各地で捕ったものを繁殖させています。

北沢雄介さん:
「自然を大切にする仲間たちと一緒に採集しながら、自然を大切にしながらと活動しています」

長野県栄村産のクワガタ(左)と愛知県産のクワガタ

そんな北沢さんに昆虫の魅力を聞いてみると―。

北沢雄介さん:
「かっこいいところです。かっこいいというのは地域によって、例えばオオクワガタで言えば個体差が相当ありまして、それぞれがかっこいい。そういう意味のかっこよさ」

北沢雄介さん:
「栄村の虫ですね。これは愛知県の虫ですね。顎が太くてお尻がでっぷりしている」

同じオオクワガタでも、木やエサなど環境の差で姿に違いが出るところが魅力だということです。

訪れる際は、事前予約が必要 (北沢さん携帯電話090-8647ー8521)

親子連れの客:
「死んだふりしている?」
「こういう虫なんだよ、マンディってさ。バランス悪いからうまく立っていられないんだよ」

営業している週末は常連の親子などが訪れます。スタッフは北沢さんのみのため事前予約が必要ですが、徐々にファンが増えているということです。

子ども:
「でっかいカブトムシとか、オオクワとかいるからすごい」

客:
「いろんなクワガタやカブトムシがいるから、好きな人には魅力のあるお店」

常連客:
「見たことのない種類もいるので勉強になりますね。キンオニクワガタを買いました。ブリードをして次世代をちゃんと残していきたいです」

徐々にファンが増えている昆虫販売店の「クワガタワールド」

北沢さんは「昆虫好き」がさらに増えること、また、子どもたちには飼育する中で「命」や「自然」を大切にすることを学んでほしいと願っています。

クワガタワールド・北沢雄介さん:
「動物ではない昆虫ですけど、大切に飼育して、自然を大切にして、命の大切さもご家族でお父さんお母さんから教えていただければと思っています」

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長野放送ニュース

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