
購入した人
味は-。
購入した人:
「いただきます。おいしい!うわ、うまい!」
「甘すぎない!これはあまり(他に)ないね」
■インフルエンサーの投稿で爆発的人気に

SNSに投稿された「伊那のまゆ」
もともと人気だった「伊那のまゆ」ですが、爆発的に売れ始めたのは2カ月ほど前です。
きっかけは―。
越後屋菓子店 5代目社長・竹村裕さん:
「2カ月ほど前にSNS、TikTokやX(旧ツイッター)に載ったら、ワッと注文が来て、あれあれ、どうしたんだろうと言ったら、知り合いからメールが来て『載っていたよ』と」
4月下旬ごろに「インフルエンサー」がSNSに投稿、その後、他の人たちも次々と投稿しました。
なぜ、インフルエンサーが注目したのかは分からないということですが、店だけでなくオンラインショップでも注文が殺到。売り上げは4倍以上となりました。
■オンラインショップでの販売を休止

オンラインショップも売り切れ
1つ1つ手作りのため限界があり、今はオンラインショップでの販売を休止しています。
越後屋菓子店 5代目社長・竹村裕さん:
「6月7月って1年で一番暇な時期なんですよね。この時期にこんなに売れるなんて思いもしないで。まあ大変でね、いろいろなものが品切れになって、あたふたしている」
店での販売も1人50個までと制限しています。
■「多くの人に楽しんでもらえたら」

「伊那のまゆ」
取材したこの日も県の内外から次々と客が訪れていました。
市内から:
「(買えて)うれしいです。おいしそうだったので、食べるのも楽しみです」
名古屋から:
「有名すぎてネットで買えないというので、現地(店舗)に来て、実際に買えるか不安だったので良かったです」
現在は越後屋のほか、東京の銀座NAGANO、駒ヶ根市のショッピングセンター「ベルシャイン駒ヶ根店」で購入可能です。
越後屋菓子店 5代目社長・竹村裕さん:
「うれしい反面、労働時間も長くなってしまので、もう少し落ち着いてくれるとちょうどいいかな(笑)」

「伊那のまゆ」 越後屋菓子店(定休日・水曜日/木曜日も臨時休業中)
「伊那のまゆ」が売れ過ぎるという「創業以来初の事態」となった越後屋。店もうれしい悲鳴をあげています。
越後屋菓子店 5代目社長・竹村裕さん:
「今のところ買いたい人に買ってもらえていないので、そこが申し訳ない部分。昔から日本中こんなお菓子はないとよく言われる。多くの人に楽しんでもらえればうれしい」