■事故後、SNSなどで誹謗中傷

インターネットでの誹謗中傷
また、松永さんは「二次被害」にも言及。事故の後、SNSなどで誹謗中傷を受けたと言い、インターネット教育の重要性も訴えました。
松永拓也さん:
「YouTubeでこういった動画が出されていて『駄々をこねるな、事故で妻と娘を亡くしただけだろ。死ね、消えろ、ぶっ殺すぞ』という動画が出ていて。被害者側にとっては二次被害なので、被害者側に二次被害を起きないようにしたいというふうに、こういったお話をさせていただきました」
■自分と同じ思いをする人なくしたい

6年前、高齢ドライバーによる事故で妻と娘を亡くした松永さんの講演
講演を聞いた県民は―。
県民:
「つらいことがあれだけあったのに、心を強く持って、同じような被害者を増やさないためにこれだけやっているのが素晴らしいと思った」
松永拓也さん:
「被害者支援もそうですし、自分が体験した理不尽さとかは他の人に体験してほしくないので、体験した以上は後世の人たちが同じ体験をしないように活動していきたいと思っている」