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【参院選】物価高対策など中心に論戦 長野県区に5人が立候補 1議席を争う 顔ぶれと各候補の第一声 7月20日投開票

自民・新・藤田ひかる候補

自民党・新人の藤田ひかるさん(35)。父親の出身地でもある長野市中条の神社で必勝を祈願しました。

自民・新・藤田ひかる候補:
「今回挑戦させていただく思いの原点でもあるから思いの詰まったここ(中条)で、(選挙戦を)始めたいという強い思いから、ここから始めました」

神奈川県出身で外務省を経て、大手コンサルタント会社に勤務していた藤田さん。
国政選挙では県連初の女性候補で、自ら刷新感をアピールしています。

自民・新・藤田ひかる候補:
「古い政治を刷新し日本の明るい未来を開いていく。聞こえのいい政策か、未来に向けた着実な変化か、長野県の皆さまに選択を問いたい」

選挙戦では、「賃上げ」と、食料安全保障の強化や総合安全保障の確保など「安全を守る」こと、若者・女性・子育て世代が「ここにいたい」と思える地域づくりの3つの柱を中心に訴えます。

3日は長野市でスタートし、上田市、松本市、岡谷市を遊説しながら、街頭演説を行いました。自民党の公認を得ていますが、党に対して思うことはしっかり発言していきたいとしています。

自民・新・藤田ひかる候補:
「この人口減少社会に適応していく、そのために必要な社会インフラをつくる。持続可能な社会の仕組みづくりにも取り組みたい。自民党に対しても、是々非々で思うところは申し上げることを貫いていきたい」

立憲・現・羽田次郎候補

長野市のホテルで出陣式を行った立憲民主党・現職の羽田次郎さん(55)。新型コロナで亡くなった兄・雄一郎さんの後継として2021年の補選で初当選し、今回が2回目の選挙です。前回と同じく、共産、社民などの支援を受け、「野党共闘」で議席を守ろうとしています。

立憲・現・羽田次郎候補:
「政権選択の選挙であります。小さな声、声なき声、その声に光を当てるのが政治の役割です」

最も訴えているのは、2026年4月から1年間の「食品の消費税率0%」と、「ガソリンの暫定税率廃止」などの物価高対策です。

立憲・現・羽田次郎候補:
「食料品の消費税を無くしていく、ガソリンの暫定税率を廃止する、まっとうな政治を信州から再び取り戻す」

トレードマークは、父・孜さんと兄・雄一郎さんが愛用していた半袖のジャケット、いわゆる「省エネルック」。公示日に着ていたのは雄一郎さんのジャケットです。

3日は、長野市から上田市、松本市にかけて遊説しながら、街頭演説を重ねました。
父と兄の意志を受け継ぎ、政権交代の必要性を訴え続けます。

立憲・現・羽田次郎候補:
「とにかく今の与党に何としても議席を譲らない。政権交代を目指して戦い抜いて勝ち抜くという意気込み」

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長野放送ニュース

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