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接客も調理も!特別支援学校の生徒たちが期間限定の「カフェ」営業 

特別支援学校の生徒たちが期間限定でカフェ営業

長野市の特別支援学校の生徒たちが今、校内で期間限定のカフェを開いています。接客も調理もほとんどを生徒が担当しています。

生徒:
「お待たせしました、コーンマヨです」
「アメリカン・スカイです、どうぞ」

カフェ「CHEERS・YAMANAMI」。長野市の信州大学付属特別支援学校の校舎の中で期間限定で営業しています。

生徒:
「いらっしゃいませ」

スタッフは、高等部1年生の7人。

客:
「サンセットとホットのコーヒーください」

接客もー

生徒:
「バーガー4つお願いします」

厨房への報告も、調理もキャリア教育の一環としてほとんど生徒自ら行い、運営しています。

訪れた人:
「楽しんで仕事の体験もできるので、とてもいいすてきな企画だと思う」

フードメニューはピザやハンバーガー、コーヒーなどの定番に加えー

生徒:
「ヨーロピアン・サンセットを作っていて、マークに合わせてジンジャエールを入れました」

ノンアルコールカクテルも提供しています。地元の企業などから食材の提供を受け、教職員や大学生と一緒に作っています。

営業時間は毎日2時間ほど。4日も多くの客が訪れました。

地元住民:
「すごくいいですよね、学校の中でこういうことができるのは」

生徒の祖母:
「盛んに作って頑張ってました。社会にどのくらい受け入れてもらえるかも大事。いるときにいろんな経験をさせてもらえればありがたい」

生徒:
「緊張でちょっと止まっちゃったけど楽しかった」
「仕事って大変だったけど、楽しかったです。まだまだ頑張るので、ぜひぜひ来てください」

信州大学付属特別支援学校の進路指導主事:
「言葉尻が変わったりとか、返事やあいさつができるようになったりとか、そんな姿が徐々に増えてきているので非常にいいと思う。自分に合った仕事や自分が得意な仕事を見つけて、社会に向けて羽ばたいてほしいというのが一番の願い」

カフェ「CHEERSY YAMANAMI」は7月9日まで平日営業しています。

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