
御嶽海
7月13日に初日を迎える大相撲名古屋場所の番付が発表され、御嶽海は「西の前頭16枚目」と1場所での幕内復帰を果たしました。長野県の木曽合宿で地元から大きなパワーをもらい「勝ち越しを目指す」と意気込んでいます。
6月26日から木曽町で合宿を行っていた大相撲・出羽海部屋。最終日の28日も多くの相撲ファンが駆け付けました。
御嶽海関に挑んでいたのは長野県内の相撲クラブに所属する少年力士たち。体をぶつけあって交流しました。
地元から心のこもったプレゼントも。鮮やかな水色の化粧まわしは、母校の木曽町中学校から贈られたものです。
御嶽海:
「こんなに大勢に見守られながら稽古ができたことをうれしく思っています。7月場所でしっかり勝ち越せるように、ここで稽古を積んだことを生かして、皆さんの期待に応えてまいりますので、これからも応援よろしくお願いします」
先場所は、角界入りした10年前以来の十両で迎えた御嶽海。若手相手に苦戦が続きましたが8勝7敗で勝ち越し、1場所での幕内復帰を確実としました。
次の名古屋場所は木曽からも近く、地元の相撲ファンの期待も高まっています。
ファン:
「まず勝ち越しですね。もう一回、大関まで目指してもらいたい」
「ぜひ優勝してもらって、木曽町に朗報をお願いします」
御嶽海:
「番付じゃないと思うので、自分の相撲が大事だと思うので、しっかり自分の相撲を取ってファンのためにも頑張っていきたい。(今までと)変わらない自分の押し相撲をしっかり稽古していきたい」
30日朝発表された7月の名古屋場所の番付は「西の前頭16枚目」。2場所ぶりの幕内でどのような取組を見せるのか注目です。
名古屋場所は7月13日に初日を迎えます。