■キャンセル待ちも出るほど人気に

トレーラーハウス型
トレーラーハウスは最大4人、ペット4匹。キャビンタイプは最大11人・ペット7匹。どちらも目の前にあるゲレンデの景色を楽しんでもらおうと大きな窓ガラスが設置されています。
専用のアメニティーも完備。また、ペット用お菓子も用意されています。キャンセル待ちも出るほどの人気となっている宿泊施設。空きがあるかなどはスキー場ホームページの専用サイトで確認できます。

キャビン型
黒姫高原スノーパーク・島野惣一朗さん:
「スキー場ならではの思い出づくりにもなりますし、一日でも長く飼い主さまとペットの思い出をつくっていただければ」
愛犬とゲレンデで遊んだら、直結の宿泊施設で一緒にくつろぐ。
今回、スキー場は施設の整備などにおよそ1億3000万円を投資しました。需要は今後も高まるとみて、スノードッグエリアをさらに充実させたいとしています。
■温泉地に犬専用ホテルが開業

PET INN HIRUGAMI Paw House(ペット イン ヒルガミ パウハウス)
中京圏からの利用者が多い阿智村・昼神温泉。
旅館「石苔亭いしだ」が3月10日に新たな施設をオープンしました。
犬専用ホテル「PET INN HIRUGAMI Paw House(ペット イン ヒルガミ パウハウス)」です。

内覧会
オープン前日には近くに住む愛犬家たちが集まり内覧会が開かれました。
飯田市から:
「阿智を観光したりしつつ、他の所にもお出かけしたり、幅広く利用させていただきたいな」
「今までは旅行をあきらめたりとか、親戚に預けることもあったが、それだと迷惑かけちゃうので、ちゃんとしたところに預けたい」
■狙いは温泉街全体の利用客の増加

ペットイン昼神 パウハウス・青山穂乃香店長
企画したのは旅館従業員の青山穂乃香さん(26)です。
ペットイン昼神 パウハウス・青山穂乃香店長:
「お客さまからワンちゃん車中泊で来ているとか、話を聞いていたので、安心して預けられるところがあったらいいなと思ったのが始まり」

昼神温泉
昼神温泉にはペットを預けられる施設がなく、愛犬家は旅行の選択肢から外すことがあったといいます。
訪れた人からも「地元に預けて来た」「犬を連れて来たが車で寝ている」などの声が寄せられていました。
「石苔亭いしだ」の中にペットエリアを設けることもできましたが、温泉街全体の利用者を増やそうと、観光客がどの旅館・ホテルに泊まっても犬を預けられる「犬専用ホテル」にしました。