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140年以上続く老舗菓子店の挑戦 5代目が開発の「どらサンド」が看板商品に 先代の父親やパティシエの弟も協力「良き相談者で、一緒に楽しめる」

親子3人で店を営む

もやもやした気持ちはありましたが、父親と共に10年以上「千歳屋」を守り続けてきました。ただ、近隣にもライバル店が出来始め売上げは徐々に減っていきます。

そして12年前、フランスで修業していた弟の洋平さんが店に入るタイミングで水野さんは一度、「菓子作り」をやめます。

5代目・水野一平さん:
「そのころは実は苦痛でしたね、お菓子屋さんをやるのが。自分のやりたかったことも今までやってきたわけではなかったので」

その後、パソコンの修理やホームページを作成する会社を立ち上げたり、除雪の代行業や葬儀業なども行ったりしてきました。

しかし、3年ほど前に体調を崩し、これまでの事業を断念。弟の洋平さんがすでに独立していたこともあり、店に戻る決心をします。

5代目・水野一平さん:
「その時、親父に『お前そろそろ店、継ぐじゃねえか』って言われて。自分のお菓子を作って出した時の反響が面白かったというか、当時やりたかったのこういうことだよなって」

■再び店に戻り「どらサンド」開発

「どらサンド」

再び店に戻った水野さん、ついに「自分の菓子作り」を始めます。「どらサンド」もその一つです。2024年6月、「クッキーサンド」から着想を得て開発。すぐに人気となり店の看板商品になりました。

ただ、自分だけでできたものではありません。開発にあたり父親の廣志さん、そして、弟の洋平さんにも意見を聞きました。

5代目・水野一平さん:
「皆さんに言われるんですよ。『兄弟で同じ仕事しているのに仲いいよね』って。僕はそれが普通だと思っていて、兄弟だから、家族だから力を合わせようというのが。良き相談者であり、一緒に楽しめているんじゃないかな」

■試作品の両親と弟の感想は

復刻「櫻」を作る

3月2日

営業が終わった後、水野さんと両親がこの春に店に並べる商品の試作に取り掛かっていました。

5代目・水野一平さん:
「これから“櫻”というお菓子を作ります。元々、弟と作っていたお菓子なんですけど、12年ぶりに作るというか(笑)」

メレンゲに、卵黄と和糖、桜のエキスを入れ米粉と混ぜ合わせます。丸い型に絞りだし、形を整えてから蒸せば…ふわふわ、もちもちの生地の完成です。

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長野放送ニュース

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