YouTube X Instagram

涙の別れ「クリ、大丈夫だからね」 小学1年生から2年半飼育のポニーが牧場へ 児童「宝物だよ、長生きしてね」

NBSに届いた手紙

さらにー

(NBSに届いた手紙)
「1人でも多くのお客さんがクリスターに会いたいと、牧場に来たり、クリスターをいろんな人に宣伝しようとしています。この活動をテレビでしょうかいさせていただけないでしょうか」

NBSなど県内のテレビ局や新聞社に手紙も送りました。

「クリミニキャンプ」(2月11日)

3年春組の児童たち:
「かわいいクリスタ―に会いに来てね!待ってまーす!」

レクチャーする児童:
「行かせたい時はリードを向こうに上げる」

2月には2回、扱い方や性格など、一般の参加者にクリスターの魅力を伝えるイベント「クリミニキャンプ」を開催。子どもたちのPRもあり、たくさんの人にクリスターを知ってもらうことができました。

児童:
「かわいいって言ってくれる人がいてうれしかった」
「牧場にいっても楽しく生きられる感じがした」

クリスタ―をトラックまで連れていく児童たち

牧場のスタッフ:
「どなたが(連れて)行きますか?」

児童:
「はい!」

ついに学校を離れます。


クリスタ―との別れに涙する児童

子どもたちも牧場までついていきますが、学校を去る姿にさみしさがあふれます。

涙もー。

児童:
「クリ、大丈夫だからね」

いつもにぎやかだったクリスターの小屋は空っぽにー。

牧場に戻ってきたクリスタ―

1時間半後、クリスターが蓼科ポニー牧場に到着。

牧場のスタッフ:
「元気そうですね」

手紙を朗読する児童

そしてー

「クリ!クリ!」

春組も到着。最後の別れが近づきます。

クリスタ―に手紙を朗読―。

(クリスタ―への手紙)
「クリスターは春組の宝物だよ、長生きしてね」
「クリスター、大、大、大好きです」
「クリスターのことを大好きだよってことを伝えたくて見せました。いっぱい幸せになってほしい」
「さみしいけど、またここに来て触りたい」

蓼科ポニー牧場・上村優一郎 馬事部長:
「子どもたちの表情が物語ってますよね、みんないい顔して。人とのコミュニケーションに、馬と関わった時間が生きてくるいい」

クリスタ―と3年春組の児童たち

人間でいうと40歳くらいのクリスター。今後は人は乗せず「ふれあいポニー」として活躍する予定です。

そして、最後の別れ―。

児童:
「クーちゃん、ばいばい」

一緒に過ごした2年半。クリスターを思いやる気持ちが春組のみんなを大きく成長させたようです。

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

あなたにおすすめ