
スクールミーティング
小学生と市長の対話です。長野市の荻原健司市長が市内の小学校を訪れ、身近な困りごとや学校生活などについて意見交換しました。児童からは、どんな意見や要望があったのでしょうか。
長野市の大豆島小学校を訪れた荻原市長。子どもたちの意見や提案を市政に反映させようと行われたスクールミーティングです。
6年生の児童たちが発表したのは、「よりよい生活を送るための要望」です。
6年生:
「大豆島地区の公園の決まりでは、スケボー禁止の看板があります」
「自分たちで行ける公園の一角にスケボーをしていいゾーンをつくってほしい。できればスケボーパークが欲しい」
この要望に、市長は―。
長野市・荻原健司市長:
「僕はスケボー大好きなので、できればいろいろな公園でスケボーできればいいと思うので、音も出るということも含めて、地域住民の人たちと相談させてください」
続いては、学校生活についての要望です。動画を交えて説明しました。
6年生:
「机がグラグラして文字がずれてしまったことが多くあります。学校の備品を新しくしてもらうと、自分たちも他の人も迷惑をかけることなく気持ちよく学校生活が送れるようになります」
長野市・荻原健司市長:
「必要な道具はなんだろうかというのをしっかり先生から聞かせてください。それに対して、ちゃんとこちらで準備したいと思う」
児童からはこのほか、高台の避難場所をつくることや、公園の危険な遊具の交換を求める意見もありました。
提案した児童:
「すぐに検討してくれると言ってくれて、とてもいい人だと思った。近くにスケボーができるところが増えれば、みんなも楽しむと思う」
「市長と話せて、大切な機会だと思った」
長野市・荻原健司市長:
「『今、こういう課題があることに対して、こういうことをしたらいいのではないか』という提案ができるというのが、とても素晴らしいことだったなと思う」
市は今後、他の4校でもスクールミーティングを開く予定です。