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「皆さんは危機感がない」知事が声荒げる “ガソリン価格調整疑惑” 組合「事実は存在しない」と報告 知事「県民が納得できると思うのか」

問題を巡っては、北信支部が関与してカルテルを結んだ疑いがあるとして、公正取引委員会が、2月18日に組合に立ち入り検査をしました。

県も問題を重く見て、2月6日に組合に対し、実態を調査して報告するよう求めていました。

迎えた28日の報告。組合は、8つの支部長から「事実は存在しない」と回答があり、事実確認できなかったとしました。

阿部知事:
「これだけの報告、これで県民の皆さんが納得すると思いますか?2月13日に集まってどういう話しされたんですか?皆さんは危機感ないんですよ。危機感があればもっとこういう話し合いをして、皆さんからこういう話し合いをしていると共有してしかるべきではないか」

高見沢秀茂理事長:
「さらに細かく調査をすべく進めていたところ、公正取引委員会から話しがございましたので、それ以降は公正取引委員会の指示通りの行動をしている」

再度調査しようとしたものの、公正取引委員会の検査が入り、できなかったとした組合側。知事とのやり取りの中でも改めて組合の関与を否定しました。

阿部知事:
「報道されていることが起きることはないと断言できるのか?」

高見沢秀茂理事長:
「少なくとも組合の上部ではないと考えている。そういうことを守れない人たちがいたとすれば、啓もう活動徹底するしかない」

阿部知事:
「業界として、どうやって襟を正してこれから進んでいくのか。公正中立な第三者の皆さんから提言をいただくなりして、信頼回復に努めていただきたい」

組合は、今後については公正取引委員会の判断を待って対応を考えるとしています。

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長野放送ニュース

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