■父「何年後か国技館で見られたら」

父・一樹さん
大会を終えてー
二陣・筒井岳翔さん(小4):
「(寺西さんは)やっぱり強いなと思いました。押していって、それで相手を土俵から出す相撲が上手だなと思った」
中堅・筒井彩翔さん(小6):
「(寺西さんの卒業は)寂しいし、部屋に行っても強い力士になって帰ってきてほしい」
父・一樹さん:
「ろくに練習を積めていなかったので、その分だけ、いく分きょうは良かったんじゃないかな。(玉ノ井部屋で)体づくりからしっかりやってもらって何年後かに国技館で見られればいいな」
■入門後の兄弟子も期待

寺西さんに声をかける玉ノ井部屋・東誠竜さん(左)
松尾相撲クラブ・清水里香監督:
「よろしくお願いします」
玉ノ井部屋・東誠竜さん:
「楽しみです」
終了後、声をかけてくれたのは玉ノ井部屋の東誠竜さん。寺西さんの兄弟子になります。
玉ノ井部屋・東誠竜さん:
「弟弟子になってくれるので期待しています。若いので元気よく相撲を楽しそうに取るので、こっちも活気づけられていいなと思う」
■いよいよ「大相撲」へ

松尾相撲クラブで写真撮影
監督、仲間、両親の後押しを受けて「大相撲」にぶつかっていく寺西蓮さん15歳。3月1日、新弟子検査を迎えます。
松尾相撲クラブ・寺西蓮さん:
「しっかり考えたうえでの決断で、もちろん、高校に行けって人もたくさんいると思うけど、自分が選んだ道なので最後まで頑張りたいな。励ましを結果で返すことが大切だと思うので、相撲部屋に行っても日々の稽古を頑張って早く上に行けるように頑張りたい」