
信濃森上駅で停車中の「あずさ5号」
23日正午前、小谷村のJR大糸線で線路への落雪があり、特急列車が停止して周辺は約6時間に渡って不通となりました。
JR東日本長野支社によりますと、午前11時50分過ぎ、大糸線の白馬大池駅近くを走行中の新宿発南小谷行き下り特急「あずさ5号」(9両編成)の運転士が、線路を雪が塞いでいるのを発見しました。
線路脇の斜面から落雪したと見られ、列車は手前で停止して約100人の乗員・乗客にけがはありませんでした。
「あずさ5号」は信濃森上駅に引き返し、乗客はJRが用意したバスに乗り換えたということです。
落雪の影響で大糸線は白馬駅と南小谷駅の間で運転を見合わせていましたが、現場の除雪作業と安全確認を終えて午後6時に運転を再開しました。
落雪の影響で特急「あずさ」2本を含む上下10本の列車が区間運休し、約200人に影響したということです。

