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「人生最後の忘れ物を」“75歳チャレンジャーズ”元社長夫婦が再出発 おふくろの味を再現「豆腐をもう一度」 閉店した商店がスーパーで復活

まちづくり長野・越原照夫常務

夫婦の再出発を後押しした、スーパーの運営会社「まちづくり長野」の越原照夫さんが激励に訪れました。

まちづくり長野・越原照夫常務:
「手作り感のある商品、温かいものが出せればというのがきっかけで、長い間、お豆腐売ってこられたのと、総菜もやってらっしゃったので、(楽しみにしている)お客さんもたくさいんいると思うので、集客の一つにしていきたい」

■「昔から好き、うれしい」

おぼろ豆腐丼とにらせんべいを購入

この日はあいにくの大雪。

客足はまばらでしたが、看板を見て足を止める人もいました。

あんかけおぼろ丼を購入:
「お豆腐とか、にらせんべいとか一品加えるにはちょうどいいものだと思って選んだ」

にらせんべいを購入:
「昔から好きで、よくここで買ってたので、しばらくなかったんですけど、見たらあったので思わず手に取っちゃった。久しぶりでうれしい」

「あんかけおぼろ丼」を試食

記者が「あんかけおぼろ丼」をいただきました。

(記者リポート)
「ツルっとした食感の豆腐、味は濃厚です。ほどよい塩気のあんがさらに味を引き立てていて、ご飯と良く合います」

■人生の最後の忘れ物を

左:塚田芳郎さん 右:妻の千代さん

再び店頭に掲げられた「五六」の文字。まだ再出発したばかりで認知度のアップが大きな課題です。それでも、塚田さん夫婦は今後、ポテトサラダや厚揚げもラインナップに加え「五六」の味を広めたいと意気込んでいます。

妻・千代さん:
「やめたときに電話で何人かの方に『どうしてやめちゃうの』と言われたので、ぜひまたそういう人に寄ってほしい」

塚田芳郎さん:
「期待以上のものがお客さまに与えることができれば、少しの恩返しになると思う。人生の最後の忘れ物として、『おふくろの味』を再現できたら」

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