
入学式用の服のファッションショー
特集は最後のショーです。3月末で閉店する長野市の「ながの東急ライフ」で、テナント店が入学式用の服のファッションショーを開きました。「ながの東急ライフ」での開催はこれで最後。親子が思い出を刻みました。

「ながの東急ライフ」で開かれたファッションショー
スポットライトを浴びて子どもたちがポーズをとっていきます。「ながの東急ライフ」で開かれた恒例のファッションショー。
ランドセルや子ども服を販売するテナント店が入学式用の服のPRを兼ねて、購入した家族からモデルを募り、開いてきました。
しかし、この場所での開催はこれで最後です。

ショーを見に来た人たち
スィーツ・パーティー・マーケット(店舗運営)・佐分幸二社長:
「3月末をもってながの東急ライフ閉館ということで、今回が最後のラストショーという形になってしまう」

1990年にオープンした「ながの東急ライフ」
1990年にオープンした「ながの東急ライフ」。30年余りに渡って地域に親しまれてきました。
しかし、建物の老朽化に加え経営環境の悪化により「事業継続は困難」と判断され、3月末で閉店します。
土地・建物は分譲マンションなどを手掛ける企業が取得することに。

千曲市の宮下さん一家
このため、店を運営する「スィーツ・パーティーマーケット」が開催してきたショーも12回目の今回で一区切りとなったのです。
最後のショーには午前と午後の部合わせて8組の親子を含む43人が参加しました。
千曲市・宮下さつきさん(42):
「小さいときからたまに来ていたお店だったので寂しいなというのはあるけど、また何か皆さんの役に立つ建物とかになってやってもらえれば」
閉店を惜しむ千曲市の宮下さつきさん(42)。娘の晴灯ちゃん(6)の晴れ舞台にと応募しました。
晴灯ちゃんの母親・宮下さつきさん:
「一生に一度の、1年生になる前の記念になればいいなと思って応募した。(最後なので)余計にね、記念になるなと思って良かったです」