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利用者減の中…スキー場の集客アイデア「愛犬と滑走&1日100人限定」 チケット販売は昨季の2倍ペース「プライベートゲレンデのようだ」と評判

「黒姫高原スノーパーク」

そりや雪遊びを楽しむ客も多く、スキー場は「気軽に愛犬と足を運んでほしい」としています。

黒姫高原スノーパーク・清水絵里花さん:
「特別な体験ができるゲレンデになっているかなと思う。エリアも増やしたので、ぜひ皆さん遊びに来ていただければ」

■ストレスなく滑走「100人限定」

「Theきじまスノーパーク」(1月27日、木島平村)

(記者リポート)
「こちらゲレンデを見渡してみても、スキーヤーやスノーボーダーの姿、ほとんどありません」

こちらは木島平村の「Theきじまスノーパーク」。利用客の姿はまばらでゲレンデは空いていますがー。

実はこれで「狙い通り」。

Theきじまスノーパーク・本部正孝社長:
「100人限定ということで、スキーヤー・スノーボーダーがストレスなく滑れるゲレンデを目指しております」

リフト券は1日100枚

スキー場は今シーズン「いつ来ても必ず空いてます宣言」をしました。

混雑をなくし、利用客の満足度を上げようと「1日100人」の入場制限をかけています。

リフト券は当日販売が20枚、インターネットの前売りが80枚です。

仲間たちだけでゆったり滑れる

新潟から:
「自分初心者なんで、人があんまりいないという点で、人に迷惑かけないで自由に滑れるというのが魅力的」
「周りのお客さんに気を使わなくていいので、(仲間と)仲良く滑れる」

■「プライベートゲレンデのようだ」

「Theきじまスノーパーク」は今シーズン「いつ来ても必ず空いてます宣言」

こちらのスキー場は運営会社が変わり、新しい名称になって2シーズン目。認知度があるとは言えない状況です。

そもそも、前の運営会社の時代から、アルペンスキーの大会や練習に用いられる一方、一般利用客をどう増やすかが課題となっていました。

そこで、インバウンド客の増加で混雑するスキー場がある中、空いていることを逆手にとって、「いつでも快適に滑れる」とアピールを始めたのです。事故のリスクも低く、「プライベートゲレンデのようだ」と好評です。

飯山から:
「超気持ちいいです、人全然いなくて」

Theきじまスノーパーク・本部正孝社長:
「ぶっちゃけ採算度外視で、とりあえずやるだけやってみようかと思って。(昨シーズンと比べると?)もうすごいですよ。リピーターだとかYouTubeだとかSNSで発信されて、すごい反響ですね」

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