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“正念場”のスキー場 利用者減で今季の営業断念から一転…目玉の「18歳以下リフト券無料」で来場者は前年比150%超 地元の熱意と3500万円の支援で営業

クラウドファウンディングで目標以上の資金が集まる

うれしいことがもう一つ。

実は運転資金が足りずクラウドファンディングで支援を求めたところ目標の1800万円を上回る2100万円余りが寄せられました。

スキー場運営協議会・山口謙代表:
「本当にご協力ありがとうございます。それだけに期待があるなと責任をすごく感じている」

■レストランも盛況

新しく考案されたうどんを使ったメニューも人気

協議会・斉藤新悟さん:
「はい、お待たせ」

ゲレンデのレストランもこの日は盛況。

静岡・浜松から:
「おいしいです、あったまります」

協議会のメンバーで宿泊施設を営む斉藤新悟さん(39)。うどんをメインにしたメニューを考案しました。

協議会・斉藤新悟さん:
「活気がありますね、すごくうれしいです。いろんな方から『やってよかったね』と声かけもいただいてるので心から続けて良かったなと思。お客さまには最高の笑顔で帰っていただきたい」

■スキー場の存続へ

にぎわう「Mt.乗鞍スキー場」(1月18日、長野県松本市安曇)

山口さんたち「有志の会」が目指しているのはスキー場の「存続」。今シーズン、しっかり実績を残し、新たな運営業者の誘致につなげたい考えです。

スキー場運営協議会・山口謙代表:
「(支援してくれた)皆さんの期待に応えられるようにしていきたい。地域と一緒に協働してくださるような団体や企業とタッグを組んでやっていけたら」

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