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“正念場”のスキー場 利用者減で今季の営業断念から一転…目玉の「18歳以下リフト券無料」で来場者は前年比150%超 地元の熱意と3500万円の支援で営業

■集客策 18歳以下リフト券「無料」

2024年12月21日、営業スタート

さらに思い切った集客策も。

スキー場運営協議会・山口謙代表:
「話題性でぜひ、ファミリーの方に来てもらいたい」

県内外を問わず18歳以下のリフト券を「無料」にすることを決めたのです。

そしてー。

2024年12月21日に営業開始。

市内から(7):
「楽しかった。いっぱい滑れて楽しい」

スキー場運営協議会・山口謙代表:
「きょう来てくれた人たちは乗鞍ファンの方たちだと思うので皆さん笑顔でシーズンを迎えてくれてうれしい限りです」

■約1か月後、来場者は前年比150%

来場者は前年比150%を超える(1月18日)

あれからおよそ1カ月―。

雪に恵まれ、予定していた15コース全てが滑走可能となっています。

気になる来場者はー

スキー場運営協議会・山口謙代表:
「前年比150%を超える形で、本当にありがとうございますという感じです。正直言うともうちょっとほしいなというところ。ただスタートが出遅れましたので現実的かな」

18歳以下・リフト無料の「作戦」が功を奏している

昨シーズンの1.5倍ほどのペースです。18歳以下・リフト無料の「作戦」が功を奏しているようです。

市内から(子ども2人):
「非常に助かります、今、リフト一日券がめっちゃ高いので無料だったり割引があると非常に助かります」

静岡県から:
「子どもが多いのですごく助かります。20年くらい通っているというか毎年来ているので、とても好きなスキー場なので絶対つぶれてほしくないなと思いながら来ました」

スキー場運営協議会・山口謙代表:
「ちょっとギャンブル的な要素は絶対あったのでこの作戦にしてよかったな」

■同伴保護者のリフト券無料に市も支援

小中学生の同伴保護者(松本市民)のリフト券を無料に

市も支援に乗り出しました。

松本市・臥雲義尚市長:
「大勢の市民の皆さんに無料のリフト券を利用していただいて、今シーズンは雪も豊富にあるようで(スキー場の)支えをしていただければ」

市民の利用を促そうと補助金で1月18日から市内の小中学生の同伴保護者のリフト券を無料にしました。

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