
100円朝ごはん
きのことほうれん草が入ったスクランブルエッグに、あつあつのコーンクリームスープ。
彩り豊かな「朝ごはん」です。
朝食を食べた・大学1年生:
「すごくおいしいです。コーンスープがおいしくてあったかくて、一番好き」
■口コミで広がり若い世代に好評

月1回、「朝ごはん会」開催(2024年12月24日、長野市西後町「R-DEPOT」)
取り組みはゼミ活動の一環。大学の補助事業を活用し、カフェの利用許可を得て、2024年7月にスタートさせました。
献立は3人で相談。地元の野菜を多く使い、塩分も控え目にするなど栄養バランスも意識しています。口コミで広がり出勤前・通学前に立ち寄る人が増え、朝食を抜きがちな若い世代に好評です。
朝食を食べた・大学2年生:
「すごくいいですね、気持ちいいです。このために早起きもできたし」
「(朝食を食べて)頑張るぞ、みたいな、パワーみたいな感じ」
朝食を食べた・大学1年生:
「朝ごはん食べた方が元気出ますね。集中力とかも違うと思います」
3人は住民が集う拠点にもなればと考えていて、2025年3月まで続ける予定です。
■朝食メインのレストラン

農人(長野県松本市)
一方、松本市には朝食をメインにしたレストランがあります、2024年11月にオープンした「農人(のーと)」です。

TONOSAMAbreakfast 和(2000円)
安曇野放牧豚のしゃぶしゃぶに。だし巻き卵。そして、土鍋で炊いた松川村産のコシヒカリ。ぜいたくな「朝ごはん」の完成です。
神奈川から:
「お野菜とかいっぱい使われてて、香りもすごく高くておいしい。めちゃめちゃ幸せです」
■朝からちょっとぜいたく気分

農人・竹下涼さん
店主は大町市出身で料理人歴14年の竹下涼さん(32)。高校の食物科を卒業後、県内のフレンチレストランやブライダル施設で腕を磨いてきました。独立に当たって目を付けたのが朝食です。
農人・竹下涼さん:
「(観光客で)朝食を食べる場所を探してる方が多かったりとか、朝からちょっとぜいたくな気分したなという感じだと、一日楽しく過ごせるかなと“朝”に着目した」

だし巻き卵
仕込みは朝4時半ごろから。
農人・竹下涼さん:
「いつも朝早くからやっています。体的には全然問題なく、もう夜型から朝型になったので」
農人・竹下涼さん:
「卵自体、卵白に弾力があったりするのが入っているので、それを表現するために薄く何回も焼いています」