■本格的なインドカレー店も

「spice bar gambheer(スパイス バル ガンビール)」
10月、「9軒長屋」から少し離れた場所にも新しい店がオープンしました。
インド料理の店「spice bar gambheer(スパイス バル ガンビール)」。
昼はカレー、夜は本格的なスパイス料理を提供しています。

spice bar gambheer・越智健三さん
オーナーは越智健三さん(37)。地域おこし協力隊員として長野市に移住。長野に残って本格的なインド料理店を開きたいと、物件探しをしている中、西鶴賀を紹介されました。
spice bar gambheer・越智健三さん:
「西鶴賀に至ったのは本当に偶然。意外と雰囲気良いし、ここいいなと、その場で即決。昔ながらの商店街という雰囲気があり、昼は人は少ないが全くいないわけではない、可能性がありそう」

カレー3種(チーズナン変更 ※カレーの種類は日替わり)1500円
東京のインド料理店で副料理長を務めたこともある越智さん。およそ20種類のスパイスを駆使してつくるカレーが好評です。
ランチで人気なのは3種のカレーにライス、副菜、そしてダンドール窯で焼き上げたナンのセット。
近くの住民(30代):
「全部、スパイスが効いていて、ご飯に、ナンにもあっておいしかった」
近くの住民(30代):
「子どもと一緒に来られそうで、いろいろと子どもと来られる店があるといい」
ランチは女性客を中心ににぎわい、地域住民も足を運んでくれているそうです。
spice bar gambheer・越智健三さん:
「下町みたいな雰囲気を残しつつ、すぐ近くに大きなマンションがあり、いろいろな世代の方がいるところで、人情がある面白い場所」
■45年前からの店も「頑張ろう」

「spice bar gambheer(スパイス バル ガンビール)」
商店街の会長で45年に渡って食堂を営む広瀬正夫さん(68)。新たな店のオープンを歓迎しています。
食堂「苗場」・広瀬正夫さん:
「若い人が来れば、自分たちも頑張ろうという気持ちに。新しいお店が来て普通の商店街に、にぎわってもらえれば」
古い建物のリノベーションが少しずつ進む「西鶴賀」。昭和の香りを残しつつ新しい風が吹いています。