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牛が転落、逃げ出し全て失うトラブル…30代夫婦が困難乗り越え「山地酪農」 広大な土地でジャージー牛を飼育 直営カフェもオープン 牧場で搾ったミルクのソフトクリームが人気

■人気の放牧ソフトクリーム

ペアツリーファームカフェ(営業 金・土・日・月)

さらに、空き店舗を改装し2024年7月、直営カフェのオープンにこぎつけました。


放牧ソフトクリーム(500円)

牧場で搾ったミルクのソフトクリームはー

(記者リポート)
「非常に濃厚です。口当たりがなめらかでコクもしっかりあって、牧場直営ならではの味が楽しめて非常においしいです」

アフォガート(650円)

ソフトクリームにほろ苦いコーヒーをかけたアフォガートも人気です。

愛知・小牧市から:
「しっかりとした味があって落ち着いた甘さ、おいしいです」

根羽村から:
「苦いのと甘いのが一緒に混ざる感じが好きです」

林直秀さん:
「どっちかが牛の面倒を見ながら、どっちかが働きに行くことはできてたので、4年間で製品化まで行ったのは夫婦のお互いの助けがあったからこそ何とかできたのかな」

■牧場見学も受け入れ

地元の児童が見学

2人の牧場は牛の生態や山地酪農に親しんでもらおうと見学も受け入れています。

この日は地域おこし協力隊員に付き添われて地元の児童が訪れました。

児童:
「柔らかい。ぬいぐるみの毛みたい」
「(子牛)初めてみたけど、なんかヤギみたいで小っちゃかった」

■目指す牧場の「カタチ」

牧場を駆け回る子牛

移住から4年。

困難もありましたが、ようやく、目指す牧場の「カタチ」が見えてきた2人。少しずつ地域への貢献もできたらと話しています。


ペアツリーファーム・林直秀さんと茜さん

ペアツリーファーム・林直秀さん:
「山で牛がのんびり暮らしてる姿は日本でほとんど見ることができない景色なので、この景色をいろんな人に楽しんでもらって山地酪農を知ってもらうこともそうだし、牛ってこういう生き物なんだとか皆さんに感じてもらえるとより良いかな」

妻・茜さん:
「(村に)いろんな人が来てそれぞれ得意なこと、やりたいことをやって村として盛り上がっていったら楽しいな」

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