■シェフもほれ込んだ「新幸福ねぎ」

ねぎ福・福井孝さん
「新幸福ねぎ」にほれ込んだ人がもう一人。冒頭で紹介した「ねぎ福」の福井孝さんです。
長野市内のホテルでシェフとして働いていた福井さん。地元で自分の店を開くのが夢でした。目玉になる地元食材を探す中、「新幸福ねぎ」と出会ったと言います。
ねぎ福・福井孝さん:
「生でも、焼いても、揚げてもおいしいと思って、そこだけでいこうって決めちゃいました」

「ネギ色」で統一された店内
「ネギ色」で統一された店内で提供する、ネギ料理は約40品。

「ネギステーキ」
イチ押しは、ネギのステーキです。
味付けは塩のみ―。

「ネギステーキ」
(記者リポート)
「とてもみずみずしくて、ネギ本来の甘み、塩だけの味付けとは思えないほどおいしいです」
■ネギ×ハイボール

「ネギ付ハイボール」(700円)
こちらは大人におすすめの飲み物。
記者:
「これはいったい何ですか?」
ねぎ福・福井孝さん:
「当店名物の『ネギハイボール』です」

「ネギ付ハイボール」
ねぎ福・福井孝さん:
「こちらの須坂市産のみそをつけて召し上がって。ネギをかじりながら、ちびちび飲んで」
記者:
「辛味はあるんですが、みずみずしくて、みそと合って、すごくおつまみに合います。ネギとハイボール、最高ですね」
福井孝さん:
「うちのコンセプトが『ネギ好きと須坂好きが集まる店』なので、みそも須坂市産のみそにこだわっている」

ネギ料理を楽しむ客
「かんぱーい」
店がオープンすると多くの客がネギ料理を楽しんでいました。

「ネギの天ぷら」
「ねぎダレからあげ」を食べた客:
「おいしかったです。甘いような、全部に合いそうな味」
「ネギの天ぷら」を食べた客:
「ものすごく甘みがあって、サクサクでおいしかったです」

「ネギーラ」
テキーラにネギを浸した「ネギーラ」はー。
「ネギーラ」を飲んだ客:
「効きますね、斬新な組み合わせでおいしかった」

「新幸福ねぎ」を使った料理と酒
ねぎ福・福井孝さん:
「ネギを食べて元気になってもらって、地域も盛り上がるようにしていきたい。『松本一本ネギ』とか『深谷ネギ』とか、そういう感じになってほしい」
■地道な取り組みで評判に

ブランド化された須坂産の「新幸福ねぎ」
ブランド化に乗り出して10年。
これまでの地道な取り組みによって小林さんは大きな成果を挙げつつあります。
「新幸福ねぎ」農家・小林庄二さん:
「(現在の評判は)うれしいの一言。もう本当に、感謝しかない。ネギってね、いつも薬味になっているけど、自体を食べてもらって、うまさをもっと知って、ネギのことをもっと知ってもらいたい」