
書いてきた手紙を渡す小学生
女湯にやって来た常連の親子。
桑の湯に手紙を書いてきました。
桑の湯・桑沢弘幸さん
「これもうラブレターじゃないですか、ありがとう。おじちゃん、ちょっとラブレターもらっちゃって照れます」

手紙を書いた小学2年生
手紙を書いた小学2年:
「(どんなことを書いた?)おばあちゃんの方には、『やさしくしてくれるおばあちゃんが好きだよ』って、お兄さんは『かっこいいお兄さんが好きだよ』って」
母・節代さん:
「ありがとね」
「うれしいですね、普通だったらお友達になれませんね、80のおばあさんがね。ここで行き会えてよかった」
手紙を書いた小学2年:
「(銭湯好き?)好き!銭湯が好きなんじゃなくて、ここが好き」
■「お湯より暑い気持ちを持った人にお願いしたい」

6月30日で95年の歴史に一度幕を下ろす塩尻市の「桑の湯」
多くの市民に愛されてきた桑の湯。
6月30日で95年の歴史に一度幕を下ろしますが、桑沢さんは後継者が現れ銭湯が続くことを願っています。
桑の湯・桑沢弘幸さん:
「うちのお湯よりも熱い気持ちを持った人。銭湯に命を懸けるって言ったら大げさなんですけど、そういう方に来てもらって、後をお願いしたいなと思っています」