
「短冊」を取り付ける
三女・麗さん:
「こっちからラーメン?」
出前を終えると、食堂再開の準備。
食堂再開に向けメニューの「短冊」を取り付ける―。
せつ子さん:
「頑張らなきゃね…待っててくださるお客さまがいて」
迎えた再オープン当日。

再オープン当日
午前11時営業開始―。
常連客:
「おめでとうございます」
「ありがとうございます、お待ちしていました」
待ちわびていた客がやってきました。

あんかけ焼きそばを注文
「お待たせしました、あんかけ焼きそばです」
約40年前から通う:
「やっぱ地元だから、懐かしいからね。味もすごくいいですよ」

瑠璃ちゃん(6)もお手伝い
子ども2人もお手伝い―。
この日も一番人気は看板メニューのチキンカツライスでした。

看板メニュー「チキンカツライス」750円
地元客:
「うまいね。よかった、またこれ食えるようになって、うれしいですわ」
10年以上通う:
「ほっとしました。ずっと待っていたので、これが食べたかったんです」

常連客と荒木せつ子さん
常連客が次々とー。
「お久しぶりです」
「おめでとうございます」
10年以上通う:
「楽しみに待ってたんです。皆さん元気で再開できたからよかったです」

常連客が次々と…
家族で支え合って新たな一歩を踏み出した「文佳」。
来年、創業50年の節目を迎えます。

客の励ましと家族の支え合いで営業を再開した「文佳」
次女・陽さん:
「今まで両親がやってきたものを、ここで止めちゃいけないなって。私たち姉妹3人で頑張ってやっていこうという気持ちが強い」
文佳・荒木せつ子さん:
「この人たち(3姉妹)がいてくれなかったらお店成り立たないし、2人のちびちゃんに元気もらってますし、迷惑かけてしまったお客さまいると思うんですけど、またぜひ来ていただきたいですね」