
御嶽海
大相撲夏場所は5月11日、東京・両国国技館で始まりました。十両に番付を下げた元大関の御嶽海(長野県上松町出身)は初日、前頭18枚目の栃大海と対戦しました。
3月の春場所を前頭17枚目でのぞんだ御嶽海は6勝9敗と5場所連続で負け越し。夏場所は「東の十両筆頭」で臨みます。十両で本場所を迎えるのは、各界入りした2015年の秋場所以来です。
初日の対戦相手は東前頭18枚目の栃大海。初めての顔合わせです。
立ち合い、栃大海の張り手で上体を起こされた御嶽海は前に出て距離を詰めようとしたところをはたき込まれ、土俵に倒れました。
御嶽海にとっては悔しい黒星発進となりましたが、残る14日間の戦いで1場所での幕内復帰を目指します。
2日目のあす12日は、東十両2枚目の英乃海と対戦します。