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「移動スーパー」担うのは元ケアマネージャーの女性 “買い物弱者”お年寄り支える 見守りの役割も

買い物は「とくし丸頼み」の北川さん

年末年始は、息子や孫が帰省し、にぎやかでしたが再び1人にー。

それでも「とくし丸」が来てくれるので安心です。

北川よし子さん(86):
「最高です。子供だってこんなにやってくれないのに来てもらえるから。店まで行かなくていいし、見て買えるし。『きょうはこれ食べたい』とかできるから、ありがたいですね」

とくし丸・安藤陽子さん(右)と北川さん(左)

とくし丸・安藤陽子さん:
「皆さん、ご家族帰った後さびしいですよね。忙しかったからうれしい反面、がくっとさびしくなっちゃうので、そういうところもフォローできれば」

客と会話をする安藤さん(右)

とくし丸・安藤陽子さん:
「地震大丈夫だった?」

客:
「うん」

とくし丸・安藤陽子さん:
「ここにいたの?」

客:
「車の中、長野から帰ってくる途中」

とくし丸・安藤陽子さん

元日の地震で震度5弱を観測した信濃町。

一人暮らしのお年寄りは心細い思いをしたようです。とくし丸の営業は、そうしたお年寄りたちの「見守り」にもなっています。

とくし丸・安藤陽子さん:
「『地震はあったけど、とくし丸は来てくれるんだ』とか、そういうことを感じてもらえたら、少しでも安心につながればうれしいですけどね」

住民に次の予定を伝える安藤さん

とくし丸・安藤陽子さん:
「今度、木曜日ね:」

客:
「待ってるよ」

雪国・信濃町でとくし丸を走らせる安藤陽子さん

雪が少なく運転しやすい新年を迎えましたが、ここは豪雪地。雪国のとくし丸が、本領を発揮する冬はまだまだ続きます。

とくし丸・安藤陽子さん:
「雪国だからこそ、どんだけ降っていても、食べるものは届くんだよっていう安心感はこれからもずっと、体続く限りはやりたいと思ってます。(とくし丸が)元気が出る場であったらいいなと思っているので、お買い物の楽しみを届けていきたい(笑)」

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長野放送ニュース

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