
朝6時半、第一スーパー古間店(信濃町)で商品を積み込む
4日―。
とくし丸・安藤陽子さん:
「おはようございます。すごく降ってきましたね」
まだ薄暗い朝6時半、安藤さんの「仕事始め」です。

商品を積み込む安藤さん
スーパーで肉や野菜、総菜などおよそ400品目・1300点を積み込みました。
とくし丸・安藤陽子さん:
「おせちとかごちそう食べ飽きたから、そろそろ普通の煮物でも食べようかなとなるんじゃないかな。まだ未熟なので、読みは大体外れちゃうんですけど」

午前9時半
午前9時半、スーパーを出発―。
当初の利用は100戸ほどでしたが、現在はおよそ160戸。
週1回のペースで回っています。

心待ちにしていた利用者たち
とくし丸・安藤陽子さん:
「あけましておめでとうございます」
1週間ぶりの「とくし丸」。利用者は心待ちにしていました。
客(80代):
「(正月は)子どもや孫が来て(帰って)ちょっと少なくなって。近所の人もうちでお茶飲んで待っていたんですよ、来るのを」
客(82歳):
「体調崩しているのでなかなか(買い物に)行けなくて、大助かりです。ちょっとお話ししたりして気分転換になるし、良いです」

北川よし子さん(左)と安藤さん(右)
とくし丸・安藤陽子さん:
「あけましておめでとうございます」
北川よし子さん(86):
「またよろしくお願いします」
こちらは86歳の北川よし子さん。
とくし丸・安藤陽子さん:
「鶏肉?豚肉?」
北川よし子さん(86):
「豚肉」
とくし丸・安藤陽子さん:
「この切り落としは?」
北川よし子さん(86):
「いいね。煮て食べれば、おかずになる」
足りない食料を買い込みました。
北川よし子さん(86):
「待った待った。正月来ないっていうから、牛乳なんかも(代わりに)水飲みながらもたせて(笑)。『きょう来るな』と思ったら、音したから、置いてかれないように(出てきた)」

一人暮らしの北川さん
北川さんは10年以上一人暮らし。2年ほど前に運転免許を返納し、買い物は「とくし丸頼み」です。
北川よし子さん(86):
「買ってここへ詰めておけば今度来るまで(は足りる)」
さっそく牛乳をー。
北川よし子さん(86):
「うまい。水飲むよりいいからね」