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「由々しき事態」ガソリン“越県給油” 安さ求め、今も続く…ドライバー「長野は極端に高い」

長野県塩尻市のレギュラーガソリン価格(19日)

「地域間格差」は県内でも。

長野市内は1リットル180円台が多い一方ー。

(記者リポート)
「塩尻市内を走行しているんですが、ガソリンの価格表示170円台が多いですね」

松本市や塩尻市は170円台が目立ちました。

レギュラーガソリン地域別価格(円/リットル)12月18日長野県調査

こちらは県が独自に調査した県内10広域の平均価格。

180円台が多い中、諏訪や松本地域は170円台で、最も高い木曽地域と10円ほどの差があります。

県などによりますと、石油の輸送基地が松本にあることや、県外の大手が参入して価格競争が激しくなっていることなどが考えられるといいます。

長野県塩尻市のレギュラーガソリン価格(19日)

19日取材した塩尻市のガソリンスタンドは1リットル178円。

木曽地域から訪れる人も多いということです。

塩尻市内:
「ひどいときは10円くらい違う。やっぱり地元で入れるのが多い」

塩尻市内(奈良井):
「こっちの方が安い。鳥居峠越えれば(木曽地域は)ガソリン10円ほど高い」

長野市のレギュラーガソリン価格(12月19日)

「越県給油」に…県内での地域間格差。

県は9月の意見交換の後、国に対し3回、支援策の検討を要望したということです。

消費者にとってはとにかく少しでも下がってほしいと願うガソリン価格。

来年の県内の価格はどう推移するのでしょうか?

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長野放送ニュース

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