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定番はからし、みそ…なぜ?飯田ご当地「ねぎだれおでん」70年で地域の味に ルーツや作り方を深堀り

■「ねぎだれ」の商品も

「丸昌稲垣」

「より手軽に」とねぎだれを販売しているメーカーがあります。

1925(大正14)年創業の、みそや漬物を扱う「丸昌稲垣」です。

信州飯田のねぎだれ 200g420円

直営店の「稲垣来三郎匠」では15年ほど前からねぎだれの商品を販売しています。

丸昌稲垣・稲垣勝俊社長(56):
「当時食べるラー油とか、ご当地調味料がブームになった時期でもあったので商品化した。しょうゆベースでちょっと濃いめの味になってますが、おでんなどに使うものですから、かけた後に薄まってちょうどいい味になるようにしてある」

丸昌稲垣・稲垣勝俊社長

多い時は月に1万本以上売れたそうで、現在も飯田下伊那のおよそ30店舗で販売しています。

丸昌稲垣・稲垣勝俊社長:
「おいしいから広まったと思いますので、どんどん広めていきたい」

■飯田に来たら、どうぞ!

ねぎだれおでん

常連客の一言をきっかけに今や「飯田の味」の一つとして定着したねぎだれおでん。

発祥の店もさらなる広がりに期待しています。

味処 丸現3代目・細沢浩紹さん(53):
「もともとそんな有名じゃなかったけど、ちょっとずつ知名度が上がっていって、今では(店に)欠かせないもの。ぜひ飯田に来たら、とりあえずねぎだれのおでんを食べて、(さらに)広まってみんながおいしいって言ってくれたらいい」

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