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「時代の温かみが好き」どこか懐かしい…17歳が描く「昭和」な世界 幼少期から描き続ける

自宅での制作の様子

制作の様子を見せてもらいました。

Yuzukiさん:
「線をなるべくまっすぐ描くこととか、自然に見えるように陰のつけ方とかを普段、意識していますね」

使うのはボールペン。これを駆使し、陰や色の変化を付けていきます。

約30分ほどでー

ボールペンで描いた「かやぶき屋根の家」

Yuzukiさん:
「かやぶき屋根の家です」

外観だけでなく、家の中のちゃぶ台まで細かく表現されています。

Yuzukiさん:
「こだわったところは、陰の強さ。あと家のところに傷みたいなあると思うんですけど、普段の生活感だとかそういうものが絵から生まれると思うので、そこを意識しました」

長野市の地附山にあった「善光寺ロープウェイ」

公募展で入賞するほどになったYuzukiさんの絵。見守ってきた家族はー。

Yuzuki:
「これ(描いたのは)中学3年生くらいですね」

母・真優子さん:
「敬老の日だね、敬老の日のプレゼントで」

祖父母に贈った絵。かつて長野市の地附山にあった「善光寺ロープウェイ」に感謝のメッセージがつづられています。

祖父・恭三さん:
「必ず絵を添えて祝いの言葉をくれるんですね。それに加えて一つ一つの絵が懐かしさを感じる絵であるというのが、非常にうれしくいつもいただいています」

祖母・きみ江さん:
「ずっとずっとまだまだ先、絵を描いてほしいと思っていますし、絵の方もだいぶ上達したと思います」

母の真優子さんはー。

母・真優子さん:
「周りの意見とかあると思うんですけど、自分の気持ちを最優先にして、どんどんこれからもこういった作家活動は続けていけたらなと本人も思っていると思います」

川中島公民館で開催中のYuzuki 17y/o作品展(11月22日まで)

川中島公民館で開催中の個展。

以前、別の場所で見たYuzukiさんの作品に感銘を受けた館長の増田さんが展示を依頼しました。

川中島公民館・増田秀晃館長:
「昔懐かしいデパートとか駅舎とか、あるいは建造物とかがあって『あ、これあるよね』というようなことが絵から感じることが多いので、本人の緻密さとそれから空想の世界に私自身も魅了されました」

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長野放送ニュース

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