
ひすいのかおりのステーキ、ひすいのかおりのシンプル炒め、ひすいのかおりとクラゲのあえもの
ホテルではまだ茎レタスの料理は提供していませんが、流通量が増えれば扱ってみたいと金沢シェフは話します。
ホテルシェラリゾート白馬・金沢光久総料理長:
「これで(本格的に)生産が始まってくれば、うちはこの香りをお客さまに楽しんでもらいたいなっていうのは、思いますね」

プチホテル バ・ブロー
「ひすいのかおり」は、2022年から一般栽培が始まり、現在15軒ほどの農家が扱っています。

ひすいのかおりのグリーンカレー
その少量の「ひすいのかおり」を使い白馬村にあるペンション「プチホテル バ・ブロー」では、既にペーストを使ったカレーやスープを提供。
客の評価は上々です。

プチホテル バ・ブロー・田中雅乃さん
プチホテル バ・ブロー・田中雅乃さん:
「(宿泊客は)レタスっていうことに驚かれる。華やかな香りと、鮮やかな色合い、茎の部分と葉の部分で味わいも違うので、料理の幅を広げてくれるような魅力的な野菜だと思っています」

関さんは信州を代表する野菜になればと期待する
偶然の発見から生まれた「ひすいのかおり」。
関さんは生産者が増え、信州を代表する野菜になればと期待しています。
県野菜花き試験場・関功介主任研究員:
「病気ですとか、特別何かに弱いということもありませんので、そんなに難しくなく作れるんじゃないかなと思います。地域に愛されるような、定着して文化の一翼を担えるような、そういう野菜になってくれたらすごくうれしいなと思っています」