
焼き芋の販売は、新たな客が立ち入るきっかけに
2人は「島勇」の店内にも足を運びました。
新潟からの観光客:
「これ和紙なんですか!すごい」
「すごく繊細で、すてきだなって。触れてきてないので、和紙って。敷居は高いんですけど、雰囲気は好きなのでたまたま立ち寄れてよかったと思います」
焼き芋の販売はまだ本業を支えるほどには至っていませんが、新たな客が訪れるきっかけになっています。

島勇・伊藤叡香さん
この日は、閉店前の2時半にー。
島勇・伊藤叡香さん:
「ありがとうございました」
「完売です。新しい仕事っておもしろいから。結局、嫌いじゃないんです(笑)」
■次の100年へ「和紙の文化残す」

十三里の焼き芋
ピンチから生まれた「焼き芋」販売。
和紙の文化を残すためにも伊藤さんは「両輪」で頑張るつもりです。
島勇3代目・十三里・伊藤慶さん:
「(島勇が)100年続いたので次の100年、また続いていけたらいいと思うので、お店というのは人が来て始めて成り立つ商売。焼き芋が加わったことで、いろんな方がいろんなふうにお店に来ていただいて、いろんな楽しみ方をしていただければ」