■完売!客にも好評

千曲市役所で移動販売
店は取り組みとおいしさを広めようと移動販売先でも売っています。
毎週水曜に訪れている千曲市役所。次々と職員や市民が買い求めていました。

用意した13個は午後1時前に完売
職員:
「本当だったらこれ捨てられちゃうものですよね、それをうまく活用してというのは素晴らしい視点だと思いました」
市内から:
「これ(フルーツサンド)欲しくて来ました。見た目かわいくて、おいしそうです」
用意した13個は午後1時前に完売しました。
マーロハーモ 店主・小林浩子さん:
「いろんな方に知っていただいたり、取り組んでいることをわかってもらえるとうれしい」

規格外ブドウを使ったパン
ブドウ農家はー。
ブドウ農家:
「丹精込めて作ったブドウを自分の手で捨てなければいけないのはとても残念なこと。それを商品として流通させ、多くの皆さんにおいしく食べてもらえてうれしい」
■廃棄物や食品ロスの削減へ

週末は新村さんも店頭で接客
10月8日―。
上田西高校3年・新村七瀬さん:
「こんにちは」
週末は新村さんも店頭に。接客はまだぎこちないないものの、自分の思いを伝えています。
上田西高校3年・新村七瀬さん:
「全部廃棄されてしまうブドウで、それを使って商品にすることで、いろんな人に食品ロスについて考えてもらいたいと思って」
上越から:
「シャインマスカットとクイーンルージュね、すごく高価ですよね」

週末は新村さんも店頭で接客
上越から:
「この取り組みをもっと増やしていって、食品ロス(削減に)つなげていってほしい」
市内から:
「廃棄物を廃棄しないで今のSDGsに適しているし、それを学生が協力してやってくれるって非常にいいことだと思います。(新村さんの接客は?)慣れないもんね、でも良いです(笑)」
廃棄物や食品ロスの削減につながるSDGsなパン。
新村さんは今回の経験を生かして将来は商品開発の仕事に就きたいと考えています。
上田西高校3年・新村七瀬さん:
「(今回の)フルーツみたいに自分でいろんな情報を仕入れて、誰が困っているのかとか考えて、いい商品にできたらいいなと思います。SDGsは誰か一人がやって達成できることではないので、いろいろな人を巻き込む形でSDGsにいろんな人が取り組んでくれたらいいなと思います」

上田西高校3年・新村七瀬さん
この日、用意した15個は約3時間で完売―。
客:
「じゃあこれ1個いただくね」
上田西高校3年・新村七瀬さん:
「ありがとうございました」