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「時短」に注目“冷凍食品ストア” サンクゼールの挑戦「第3のブランド」 共働き・子育て世帯を応援

冷凍食品の消費量は右肩上がり

近年、冷凍食品の消費量は右肩上がり。「技術の進歩」、「コロナ禍のおうち需要」に加え、「時短のメリット」が背景にあります。

サンクゼールは「時短」に着目し2年前から準備。メインターゲットを共働き世帯・子育て世帯に据えました。

「メケル」責任者・山岸泰幸さん:
「女性もほとんどの方が働いていて忙しいっていう中で、食事を作る時間も取れない。おいしい冷凍食品、レトルト食品とか各地のおいしいものを買うことができるようなお店が欲しいなと」

福田さん(真ん中)たちが試食する様子(画像提供:サンクゼール)

冷凍食品の仕入れで力を発揮したのは、久世福商店で活躍する目利きのバイヤーたちです。

バイヤー・責任者・福田恵美さん:
「北海道から鹿児島まで旅をして、全部食べました、毎日毎日食べ続けました。3割打者くらいの確率で、5000~6000食べても(選ばれるのは)1300、1400の感じ」

■オリジナル商品の目玉「タイ料理」

調理場にはスパイシーな香りが

一方、こちらは弁当や総菜を製造する「デリクックちくま」。2社が連携し、半年間にわたってオリジナル商品の開発も進めてきました。

トムヤムクンの調理

調理場に漂うスパイシーな香り。窯で煮ていたのは「トムヤムクン」です。オリジナル商品の目玉にと開発したのは、若い世代に人気のタイ料理。

山岸さんらはタイに飛び本場の味も確かめてきました。

「メケル」責任者・山岸泰幸さん:
「独自のものを作ってお届けするっていうところが、今回お店が愛されるか、皆さんからご利用いただけるお店になるかどうかの一つのポイントになりますので」

タイ王室ゆかりのホテルで経験もある奥田シェフ監修

監修はタイ王室ゆかりのホテルで腕を振るったこともある奥田祐也シェフ。

この日は最終チェックー。

監修・奥田祐也シェフ:
「大丈夫です。野菜から出てくる甘み、唐辛子の辛さ、ハーブの香りが調和するところを毎回毎回探してきて、結構掛かりましたね」

ガパオライスには本場の「ホーリーバジル」をたっぷり

こちらは粗めの豚肉を唐辛子や独自のタレで炒めたガパオライスの具。冷ましてからこだわりのバジルを加えます。

デリクックちくま・丸山茂美さん:
「タイのバジルですね。「ガパオ」って、バジルの意味なのでたくさん入ります。シェフの味を再現するには、生を冷凍させたもの(バジル)はないかと探して、向こう(タイ)の食材ですね」

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