
オリジナル商品の目玉「タイ料理」
特集は冷凍食品ストアです。食品製造のサンクゼールが、長野市に冷凍食品を主力とする店を開きました。共働き世帯・子育て世帯をターゲットに「時短」につながる冷凍食品を提供します。新事業の舞台裏と1号店のオープンを取材しました。
■「発見の食倉庫」がテーマ
冷凍のまま、器ごとレンジでチンするだけで、ガパオライスやパッタイなど本格的なタイ料理に。

袋ごと流水で解凍
こちらは袋ごと流水で解凍すると、もう一品、欲しい時にぴったりの和食の総菜。
これらは、長野市若里のレンタルDVD店の跡地に2日、オープンした「メケル」の商品。店に並ぶ商品の半分が「冷凍」です。

長野市若里にオープンした「メケル」
訪れた人:
「冷凍だと日持ちもするし、取り入れてもいいかな。これからっぽいなって感じ」
「仕事で忙しいと、簡単にチンして食べられるのは助かる、期待が大きいです」
店名の「メケル」は信州の方言「めっける」から。「発見の食倉庫」がテーマです。
■挑戦の店舗「メケル」

飯綱町に本社を置く「サンクゼール」
手掛けたのは、飯綱町に本社を置く1979年創業の「サンクゼール」。ジャムやワインを製造する他、一押しの調味料や菓子などを集めた「久世福商店」を全国164カ所に展開しています。

サンクゼール・久世良太社長
第3のブランドとして立ち上げたのが「メケル」です。
サンクゼール・久世良太社長:
「会社としてはチャレンジング。挑戦の店舗だと思っていまして、日常の食、悩みを解決できるような商品を取りそろえたつもりです」
■ターゲットは共働き・子育て世帯

「メケル」責任者・山岸泰幸さん
8月21日―。
開店準備に追われる「メケル」の責任者、山岸泰幸さん。
「メケル」責任者・山岸泰幸さん:
「なんとか間に合わせなくてはいけない、その一心だけ。(集客できるか)自信はないですけども」

山岸さんは元銀行マン
もともとは銀行マンで食品業界に精通していたことから抜擢されました。軸となる「冷凍食品」に可能性を感じています。
「メケル」責任者・山岸泰幸さん:
「ここは魚のコーナー、これからどんどん入ってくるんですけど。イカソーメンやしめさば。今、瞬間冷凍の技術が高まってまして、新鮮なお刺身と同じ状態で解凍して食べられます」