関東甲信地方で「警報級の大雨」の可能性　24時間予想降水量は甲信地方180ミリ、関東地方北部・南部120ミリ、伊豆諸島60ミリ（17日午後6時まで・多い所で）

降水短時間予想

気象庁は関東甲信地方では、引き続き7月17日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。また、16日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要です。

関東甲信地方では、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴って激しい雨の降っている所があります。引き続き16日夜遅くまで大気の状態が非常に不安定となり、その後も17日夕方にかけて、大気の状態が不安定となる見込みだということです。これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあるとしています。

■雨の実況

・降り始め（14日午後5時）から16日午後3時までの降水量（アメダスによる速報値）
　　栃木県
　　　　奥日光中禅寺湖畔　164.0ミリ
　　　　日光市五十里　　　140.5ミリ
　　　　那須高原　　　　　129.5ミリ
　　群馬県
　　　　高崎市榛名山　　　116.5ミリ
　　茨城県
　　　　北茨城市花園　　　102.0ミリ
　　　　龍ケ崎　　　　　　 96.5ミリ
　　　　高萩市大能　　　　 88.0ミリ
　　千葉県
　　　　銚子　　　　　　　 96.5ミリ
　　　　大多喜　　　　　　 77.0ミリ
　　　　東庄　　　　　　　 73.0ミリ
　　東京都
　　　　八丈島西見　　　　104.0ミリ
　　　　八王子市元本郷町　 92.5ミリ
　　　　八丈島八重見ヶ原　 86.5ミリ
　　長野県
　　　　王滝村御嶽山　　　147.0ミリ
　　　　阿智村浪合　　　　135.5ミリ
　　　　南牧村野辺山　　　130.5ミリ
　　山梨県
　　　　南部町　　　　　　230.5ミリ
　　　　韮崎　　　　　　　185.5ミリ
　　　　身延町切石　　　　177.5ミリ