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BBQに夏休みの宿題支援!白馬で「大学生ホテル」 立教大生プラン考案、実際に業務も

ホテル経営者などと会話

こちらの団体客、実はホテル経営者など「業界関係者」。プロの目からはどう見えたのでしょうか。

ホテル経営者:
「大学生がすごく頑張っていていいなぁと。どういう対応が求められているかっていうのを、現場で感じるものが全てだと思うので、そういうところを学んでほしい」
「やりたいことを自分たちで、ゼロから構想を立てて、それを実行に移している。私としても刺激が多い滞在になりました」

接客の様子

他にもこちらのホテルでは、子どもたちと一緒に遊んで思い出づくりをサポートしたり、記念日を祝ったりするプランを用意しています。

接客する大学生の小川さん(真ん中)、豊田さん(右)

参加中の学生はー。

観光学部3年・小川璃子さん(20):
「満足してただけるように、笑顔で接客するように心掛けられたので、そこは自分の中ですごく良かったかなと思います」

観光学部3年・豊田杏果音さん(21):
「ホテル業界で働いてみたいなっていう希望があって入学を決めたんですけど、お客さまがどのようなプランだったらお越しいただけるのかとか、難しさとか課題点とかよくわかったので、今後につなげられたらなと思います」

白馬村の3つの宿泊施設で行われている「カレッジホテル」

国は外国人観光客の「消費額」を2030年には15兆円に増やすなどの目標を掲げています。

その一方で、業界は、コロナ禍で離れた人材が戻っておらず人材難とされています。近藤講師はこうした取り組みが、人材確保につながるのではと話します。

立教大学観光学部・近藤寛和講師:
「(観光は)日本の経済をけん引する一番の産業になる。そこをオペレーションする人材はすごく必要。(ホテルは)24時間365日、衣食住を、ライフスタイルを提供できる、いろんな表現ができるところなので、面白いビジネス。そこに気づいて、自分たちでクリエイトする、おもてなしだけではない面白さを感じてもらえたら」

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