
世界選手権29位
母の言葉で吹っ切れたあか里さん。翌日の日本選手権では、オリンピックに採用されている長距離の種目で優勝しました。
そして8月、スコットランドで開かれた世界選手権に出場。
上位陣に食らいつきます。
しかし、下りで差を広げられー。
結果は29位。手応えと課題を持って帰国しました。
■母の背中を追って夢の舞台へ

母と娘
小林あか里選手:
「登りとか、そんなに速度の出ないところ、そこで遅れを取らずに世界トップ20の選手と互角に戦えていたというのはすごくよかったなという一方で、下り、スキルの部分で劣ってしまっていて、もっと効率よく走らせるというところをこれからもっとトレーニングして身に付けていきたい」
パリへの切符をつかむには10月、インドで開かれるアジア選手権で優勝する必要があります。
母の背中を追って夢の舞台へ。
大一番まであと2カ月です。
母・可奈子さん:
「子どもがどんな夢を持っていても、それを全力でサポートしたいと思うのが親であって、とにかく悔いは残してほしくない」

小林あか里選手
小林あか里選手:
「絶対オリンピックに出るって自分の中で決めていたし、周りの人たちのためにも絶対にアジア選手権を取って、オリンピックに行きたい。母親が初のオリンピアン、自分が初のメダリストになれたらいいなって意識はしている」