
収穫するのは一番果のみ!(株の一番上に実る)
岸本さん、ここであることに気付きました。
岸本気象予報士:
「下にも小さいのがあると思うんですが、これは取らないんですか?」
仁の蔵・石川広之さん:
「それは取らない。良いものを売りたいのでそこは手をつけない、全部処分します」
岸本気象予報士:
「売り物になるのは上のだけ?」
仁の蔵・石川広之さん:
「売り物になるのは上の1本ね。大きな木から1本ということ」

一番果は甘くて実もきれい
株の一番上に実る「一番果」。石川さんによりますと、最も甘く、粒もキレイに実るということです。信濃町では多くの畑で一番果の1本だけを収穫しています。

取れたてを生で食べたよ!
取れたての「一番果」を生で試食しました。
岸本気象予報士:
「うわ!想像を超えてきました!すごく甘いです」
甘さの秘密は「一番果」だけではありません。

北信五岳に囲まれた地形が甘くする秘密
岸本気象予報士:
「なんでこんなに甘くておいしいトウモロコシができるんですか?」
仁の蔵・石川広之さん:
「地形とここの天候・陽気かな。北信五岳に囲まれた地形と夜露が降りて、日中と夜温の温度差が大きくなるから。糖度の上がり方が大きいのかな」
岸本気象予報士:
「朝晩の寒暖差が大きいということで、甘みがギュっと凝縮されると。今年の出来はどうですか?」
仁の蔵・石川広之さん:
「今年は5月、6月が涼しかったかな。(例年より)1週間くらい販売する始まりが遅くなりました。今は順調においしいものが提供できてます。間違いなくおいしいものを食べていかれると思う。お盆の間、お盆明け、十分トウモロコシを用意して待ってます」

直売所「仁の蔵」の焼きトウモロコシ(1本350円)
今年も例年通り甘く育ったトウモロコシ。仁の蔵では、9月上旬ごろまで販売しているということです。
焼きトウモロコシ、皆さんも味わってみてはいかがでしょうか?