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高校のカレー研と調理部が挑戦「信州黄金シャモカレー」商品化 生産者とタッグ組み試作重ねレトルト製品に

飼育には厳格な基準がある

とや原ファーム・柳沢祐一代表理事:
「飼育密度は1平方メートル5羽以下、飼育日数は120日以上の飼育をしております。ゆったりとストレスのないように飼育をしておりますので、その分うま味が強く出ている」

信州黄金シャモを使ったカレー

出荷が始まって17年。

首都圏や関西の高級レストランなどで使われており、味には自信がある。

とや原ファーム・柳沢祐一代表理事:
「うまみ味・風味・歯ごたえ、ともに抜群の鶏となっています」

高校生レストラン(画像提供:松本第一高校)

歴史が浅いこともあり、課題は知名度の向上だ。

柳沢さんは商品化以上に将来、料理の世界に羽ばたいていく高校生たちに知ってもらうことが重要だと考えた。

とや原ファーム・柳沢祐一代表理事:
「松本第一高校の食物科の生徒の皆さん、『未来のシェフ』でございますので、未来のシェフに信州黄金シャモを知っていただく。調理していただくということが非常に有効なのかなと」

■試行錯誤…生徒たちが作ったカレーは

タマネギを炒める

生産者の期待を背負う生徒たち。

この日は、柳沢さんたちに味わってもらう試食会が予定されていた。

3月から始めた試作の総仕上げのカレーを作る。

まず炒めたタマネギに、トマトやヨーグルトなどを加えてよく混ぜる。

スパイスは7種類

スパイスは「カレー研」の担当。

カレー研の生徒:
「(全部で何種類使う?)7種類。(主力になるものは?)クミン、カレーのにおいがする」

カレー研究同好会 代表・平林愛夢さん

スパイスの「調合」では、試行錯誤を重ねてきた。

カレー研究同好会 代表・平林愛夢さん:
「最初の1回目とかは、めっちゃ辛くなっちゃって、そこからどんどんスパイスとか調整しながらマイルドにしたりとか、大変でした」

信州黄金シャモ(左・むね肉 右・もも肉) 

スパイスやシャモからとったブイヨンなどを加え、カレーのベースを作っていく。

そして、「信州黄金シャモ」。むね肉ともも肉の2種類を使う。

調理部員:
「余すところなくシャモのおいしさを味わってほしいので、2つ使いました」

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