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「ミニ四駆」第4次ブームは“親子で楽しむ” 発売から約40年…親たちは懐かしく、子どもたちは新鮮

第4次ブーム到来

特集は、根強い人気のおもちゃ・ミニ四駆です。1982年の発売から40年余り。今、第4次ブームが到来しています。親子で楽しむケースが多いようで親たちは懐かしく、子どもたちは新鮮な気持ちで走らせています。

■第4次ブーム「親子」がけん引

親子イベントより

サーキットを疾走する「ミニ四駆」。先日、長野市で開かれたイベントには、多くの家族連れが訪れていました。

長野市内(8歳):
「速いし、かっこいいから好き」

父親(39歳):
「(昔)ミニ四駆で遊んだ世代です。物は新しくなったんですけど、同じところは同じで、懐かしさがあります」

親子イベント

長野市内(11歳):
「小さな改造で、どんどん速くなっていくのを見ているのが楽しい」

父親(40歳):
「こういうレース会場とかなかったんで、家で作って、眺めるみたいな感じだったので、うらやましいですね、今」

「ミニ四駆」は今、第4次ブーム。けん引しているのは「親子」です。

■1982年に発売 火付け役は漫画

ミニ四駆第1次ブーム(画像提供:タミヤ)

「ミニ四駆」は、電池で動くモーター付きの自動車模型。小学生のお小遣いでも購入しやすい価格設定で1982年に発売されました。

やがて1988年に第1次ブームが訪れます。

「ダッシュ!四駆郎」Copyright 徳田ザウルス/小学館

火付け役となったのが、漫画雑誌「月刊コロコロコミック」に連載された「ミニ四駆」の漫画。

漫画のように「レースで活躍を」と、子どもたちはマシンを改造して楽しむなど爆発的な人気となりました。

ミニ四駆第2次ブーム(画像提供:タミヤ)

第2次ブームは1994年ごろから。

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」Copyright こしたてつひろ/小学館

こちらも「ミニ四駆」が題材の漫画がきっかけでした。

NBSホールで開かれた大会の様子

こちらは1997年、NBSホールで開かれた大会の様子。子どもたちを中心にミニ四駆レーサーたちが、自慢のマシンでスピードを競い合っていました。

■「第3次ブーム」30代男性を中心

「ジャパンカップ」(画像提供:タミヤ)

その後、下火になりましたが、2012年、13年間、開かれていなかった全国大会の「ジャパンカップ」が復活。

30代の男性を中心に人気が再燃し、第3次ブームとなりました。

東京堂模型店

そして、2021年あたりから始まったとされるのが第4次ブームです。

長野市にある創業81年の「東京堂模型店」。懐かしい飛行機や電車の模型が所狭しと並ぶ中ー。

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長野放送ニュース

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