
飯島さんのお宅訪問
ということで、飯島さんの自宅にお邪魔させてもらいました。
「どうぞ、どうぞ」
部屋の壁には、ミニ四駆や大量のパーツが飾られていました。
父・飯島敏博さん(44):
「次の日が大会とかだと、パーツを準備できるように集めたら、こんな感じに、いつの間にかなりました」
2年間でそろえた部品は250種類以上。
■大会仕様にしたコースも手作り

コースも手作り(画像提供:飯島さん)
さらにー。
父・飯島敏博さん(44):
「2年前に家族で作りまして、手作りですね。ホームセンターで買って、切って、貼って作りました」
距離や幅を大会仕様にしたコースも手作りしました。

夢中で作業する陽向さん
陽向さんの「作業場」はリビングの隣。整備に余念がありません。
陽向さん(10歳):
「(今何してるの?)全部バラして、パーツクリーナーで洗ってきれいにして、乾かして。これをやらないと、抵抗になったりして遅くなる」
父・飯島敏博さん(44):
「勉強するところなんですけど、いつもこんな感じで。片付けろって言っているんですけど、いつもこんな感じでやっています」

そう言う敏博さんも…
そう言う敏博さんもリビングの机で「作業」。
父・飯島敏博さん(44):
「子どもの頃にかえった状態です。ミニ四駆って子どもも大人も関係なく一緒に遊べるんで」

親子2人で黙々と作業
親子2人で黙々とー。
ミニ四駆には、モノづくりの楽しさもあります。
■さあ!親子対決

「よーい、どん!」
さあ、整備したミニ四駆で親子対決です!
陽向さん(10歳):
「よーい、どん!」

敏博さんのミニ4駆はコースの外へ…
父・飯島敏博さん(44):
「あー、飛んだ。負けました」
■いずれ3世代で楽しむ光景も!?

飯島さん親子
陽向さん(10歳):
「(お父さんと一緒にミニ4駆で遊ぶのは?)楽しい、けんかするときもあるし」
父・飯島敏博さん(44):
「私たちが第1次ブームと呼ばれていて、私のときは、こんなにパーツもたくさんなかったですし、走らせる場所、コースもなくて、田んぼのあぜ道のU字溝の中で走らせるのが精いっぱいだった。だからこそ今、楽しいのかもしれない」

親子イベントの様子
ミニ四駆の販売台数は、累計1億8000万台を超え「世界最小のモータースポーツ」ともいわれています。
人気が続けば、いずれ孫も入れた、3世代で楽しむ光景が見られるかもしれません。