
パル・ニシザワ・西沢弘光さん
誰でも自由にピアノが弾ける「街角ピアノ」。近年、設置が広がっていますが、これに触発され、長野市のガソリンスタンドが誰でも弾けるピアノを置いています。自身も弾くという経営者に話を聞きました。
■会長「自分でも弾いてみたい」

長野市川中島町のガソリンスタン
長野市川中島町のガソリンスタンド。電光掲示板には「ピアノ、お弾きください」の文字がー。
事務所には、真新しい白のアップライトピアノ。弾いているのは、ここを運営する「パル・ニシザワ」の会長・西沢弘光さん(75)です。

パル・ニシザワ・西沢弘光さん
パル・ニシザワ・西沢弘光さん:
「はい、引っかかりましたが…(笑)」
西沢さんが店にピアノを置いたのは2020年。「街角ピアノ」のテレビ番組を見たのがきっかけでした。
番組内で紹介された「カノン」のメロディーが忘れられず、「自分も弾いてみたい」と70歳すぎでピアノを習い始め、ついでに「街角ピアノ」として店に置いたのです。
パル・ニシザワ・西沢弘光さん:
「自分でも弾いてみたいし、置いておけば抵抗なく練習もできるかなと思って。お客さん中心より自分中心だったかもしれない、最初は…」
■毎日朝と昼の休憩時に練習

真新しい白のアップライトピアノ
ガソリンスタンドの利用客のピアノ講師に月2回教わり、毎日、朝と昼の休憩時に練習しています。
パル・ニシザワ・西沢弘光さん:
「出足のところだけちょっとやればそれで済むかなと思ったけど、でもやっぱり欲が出てきてね。一曲弾きたいなと」
せっかくの街角ピアノですが、西沢さん以外で弾く人は…
パル・ニシザワ・西沢弘光さん:
「たまにはピアノ目当てで弾きに、見たことがない人が(来ることもある)」
ピアノを弾いたのはこの2年半で50人ほど。月に1人から2人という頻度です。
■小中学校の時代の同級生が

小中学校時代の同級生・柏原ゆり子さん
パル・ニシザワ・西沢弘光さん:
「おう!ゆりちゃんどうも!」
この日は近くに住む、小中学校時代の同級生・柏原ゆり子さんが弾きに来てくれました。
♪:シューマン「飛翔」
子どものころからピアノを弾く柏原さん。6月、開かれた同級会の席で西沢さんに誘われ弾きに訪れました。
パル・ニシザワ・西沢弘光さん:
「やっぱり上手、全然違う。やっぱり黒鍵が多いのがいいね、深みがあってね」

